英国は日本の洋上風力発電における開発の役割に注目
[札幌、日本 4月16日 ロイター] - 英国はエネルギー会社の参加から融資や保険の提供まで幅広い選択肢を通じて日本の洋上風力発電開発に参加したいとグラント・シャップスエネルギー安全保障長官はロイターに語った。
富裕7カ国は札幌での2日間の会合後、再生可能エネルギーの開発を加速することで合意し、2030年までに洋上風力発電容量を全体で150ギガワット(GW)増加させ、太陽光発電容量を1GW以上に増やすことを約束した。テラワット。
英国は世界最大の洋上風力発電市場の 1 つであり、設備容量は 10 GW を超えています。 同社は、BP(BP.L)とシェル(SHEL.L)がこの地域で積極的に拡大しており、10年末までにその容量を最大50GWまで増強する計画だ。
「英国が(日本に)投入しているのは、おそらくエネルギー会社、つまり物理的な側面だけでなく、金融メカニズム、保険、技術的ノウハウのコンサルティングなどの金融面でもあると思う」とシャップス氏は語った。
札幌で開催されるG7エネルギー・気候サミットに先立ち、シャップス氏は数日間、日本の政府や産業界との協力の可能性について話し合ったと述べた。
日本は、1.8GWの洋上風力発電が可能な4つの新たな地域の事業者を選定するため、第2回大規模公開入札を開始した。 2030年までに最大10GW、2040年までに最大45GWの洋上風力発電設備を導入したいとしている。
シャップス氏は洋上風力発電オークションについては特に言及しなかったが、洋上風力発電開発には「英国と日本の間には非常に広範な協力分野」があると述べた。
同氏はまた、G7が太陽光発電と洋上風力発電に関して設定した目標は、G7グループにとって「全体的な」ものであると指摘した。
「それは個々の国に分類されておらず、地理や風が強い場所などの理由もあり、一部の国は全体的な比較投入量を過剰に達成するのではないかと私は推測している」とシャップス氏は語った。
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