空港の検問所で発見された銃は2023年の最初の月に増加、TSAが発表

航空旅行の急増に伴い、空港の検問所で見つかる銃の数は増加しており、運輸保安局（TSA）は、2023年第1四半期の回収銃器数が前年同時期と比べて10％以上増加すると報告している。

TSAによると、警察官は今年1月1日から3月31日までに空港の保安検査場で1,508丁の銃を押収し、1日平均16.8丁の銃器が押収され、そのうち93％以上が装填されていたという。 同庁のプレスリリースによると、同庁は2022年の同月中に1,367件を発見した。

TSAのデービッド・ペコスケ長官はプレスリリースで、「TSA保安検査場での銃器は他の乗客に容認できない安全性と安全上のリスクをもたらしており、我々（職員）が捕獲した銃器の大半が装填されていることを深く懸念している」と述べた。

検問所で見つかる銃の数は増加しているものの、発見率は減少している。 TSAによると、今年発見された銃器の数は乗客100万人あたり7.9丁で、発見率が乗客100万人あたり8.6丁だった昨年の同時期より減少した。

これは、航空旅行がパンデミック前の水準に回復し続けていることによるもので、TSAによると、今年の第1四半期に検査を受けた乗客の数は1億9,100万人で、2022年第1四半期の検査数1億5,800万人から20％以上増加したという。

パンデミック中に航空旅行者数が激減した一方で、銃器の発見率は増加した。 TSAは2020年に機内持ち込み手荷物から合計3,257丁の銃器を発見した。検査を受けた乗客100万人当たりおよそ10丁の銃があった。 2021年、当局は5,972丁の銃を検知した。 この年の発見率は乗客100万人当たり10.2丁の銃器であった。

パンデミック前の数字によると、当局は2019年に4,432丁の銃器を発見しており、検査を受けた乗客100万人当たり5丁の割合であった。

機内持ち込み手荷物の中で銃を所持した乗客は最高14,950ドルの罰金に処される可能性がある。

ペコスケ氏は、「検問所に銃器を持ち込んだ場合、我々（職員）がそれを確認し、連邦罰則や追加検査を含む重大な罰則が科せられる。これにより保安検査プロセスが長引く可能性がある」と述べた。 「銃器を携行して旅行することは可能ですが、受託手荷物に適切に梱包し、航空会社に申告する必要があります。」